(写真11枚、長くなりますので適当に見てください)
蒸し暑い日の午後2時頃、人気の無い山間の渓流の畔を一人で散策しておりますと....
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
足元の草の茂みの中で、白っぽい不気味な物が目に飛び込んできた。
何かと思い近づいてみますと、どうやらトンボが
羽化しているようです。この時間帯から?
(14時06分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
時間も時間ですし、
羽化の途中で力尽きたのか動きません。確認のために触ってみますと、ピクピクと足を動かし逃げるような動作をしました。ラッキー、しばらく観察してみることにしましょう。
(14時14分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
トンボの名前は『
コオニヤンマ』ヤンマと付いてますが「サナエトンボ科」のトンボです(ややこしい)
(14時16分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
足で抑えているのが「ヤゴ」のヌケガラです。デカイ w(゚o゚)w
(14時24分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
ちょっとよそ見をしていたら、いつの間にか翅が開いています (∵)
(14時53分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
キレイですね~ 陽射しを浴びてピカピカ輝いてます。
(14時54分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
尻尾の先から液体が....(・_・?)
これは「蛹便(ようべん)」と言って、
羽化の際に翅を伸ばすために使った体液の余りを排泄しているようです。足らなかったら翅をうまく広げることができないので、余分に用意しているのです d( ̄  ̄)
(14時59分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
「蛹便(ようべん)」が終わると間もなく飛び立ちます。葉っぱが翅に被さってますが大丈夫?
(15時12分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
葉っぱの上に翅を出しました v(^_^)v
(15時21分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
翅をプルプルと振るわせだしました、もうすぐ飛び立ちます!
(15時26分)
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
飛び立つ瞬間を撮ってやろうとカメラの設定をいじくっていると......
バッと飛び立ち空高く飛んで行っちゃいました ( ̄ロ ̄lll)
と言うとても悲しく、そして残念なお話でした (_ _|||)
↑↑何卒よろしくお願い申し上げます m(_ _)m
プニュプニュですよ、確認するときは胴体を触ってください。
まだ柔らかい状態の翅を触ってしまいますと、そこから先に体液が送られずに羽がのびなくなってしまいますので。
「便」と言う言葉は適切とは言いかねますが、オシッコのように体液(羽化液)を排泄しているので便宜上「蛹便」と言われているようです。
このトンボの場合は透明の体液でしたが、赤やら緑、黄色など様々な色があるようです。
貴重なシーンをありがとうございます。
蛹から出たては真っ白!・・・プニュプニュなんでしょうか。
上手に羽化できたようで、良かったです(^^)/
羽化に失敗したら、一生飛べませんからねえ。
蛹便って初めて知りました、液体なのに「便」なんですね。
タイヤのパンク修理キットみたいだなあ~と思いました。
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