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ペンタックスK-30「黒死病」に感染!(その、2)

PENTAXのカメラでは、機種と個体によって、ある日突然「撮った写真がほぼ真っ黒になってしまう現象」が発生します。これをユーザの間では俗に「黒死病」という"おどろおどろしい"名前で呼ばれていて非常に厄介な現象です。アメリカではペンタックスに対して「集団訴訟」まで発展しているようです。


8年前に購入したPENTAX K-30(今は全く出番なし)
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iPhoneSE1


この様に暗く写る現象です。(SS1/100 f8 絞り優先 ISO100 露出補正0)
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PENTAX K-30+PENTAX-DA 35mm F2.4 AL


連写を繰り返せばなおるとか単三電池を使えば症状はでないとか言われていますので「黒死病=カメラの死」ではないようです。もし黒死病に感染しても諦めずに、メーカーに修理に出す(高い)とか新しいカメラを買うとか、民間療法(?)を試すとか気丈に振舞うことが大事です d( ̄  ̄)
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iPhoneSE1


ボクの場合は民間療法を選ぶこととし、自力で修理してみたいと思います(ここまでは前回書いた)
20201206k30b10.jpg
iPhoneSE1


黄色いまるで囲んだ部分がマウントの内側にある「絞り制御ピン」です。こいつがちゃんと動いてくれないので黒く写るのです。潤滑油を塗ってもダメですよ d( ̄  ̄)。
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iPhoneSE1


カメラを分解(カバーを外す)するのには全部で27本のネジを外さなくてはなりません。それぞれ大きさも長さも違うようなので組立てるとき間違わないように番号を振っておきます。
(ボクはバカだから覚えておくことができません)
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iPhoneSE1


上部カバー(軍艦部と言います)には全部で5本(1~5)あります。内臓ストロボをパカッと開けたところに3本(3~5)隠れていますからお忘れなく。
20201206k30b01.jpg
iPhoneSE1


裏面には2本(6、7)、アイキャップを外さないと見えませんよ。
20201206k30b02.jpg
iPhoneSE1


前カバー(横)。左側には2本(8、9)グリップラバーをベロッと剥したところに1本(8)隠れています。グリップラバーは両面テープで貼ってあるだけなんで簡単に剥がれます。右側には3本(10~12)、左側と同じようにラバーを剥してください、2本(11、12)隠れています。
20201206k30b04.jpg
iPhoneSE1


底には大量のネジがあります。全部で15本(13~27)、見えているだけで11本(13~23)。バッテリー収納蓋を開けたところに3本(24~26)あります。(26)は底の奥の方にありますのでお忘れなく。(27)はカバーを外さないと見えません。
20201206k30b03.jpg
iPhoneSE1


見えているところとバッテリー収納部のネジを全部外した状態です。
20201206k30b11.jpg
iPhoneSE1


底蓋をパカッと開けて最後の1本(27)を外したら、全てのカバーを取り外すことが出来ます。
20201206k30b13.jpg
iPhoneSE1


これだけ大量のネジを外したのは久しぶり...疲れた。
20201206k30b12.jpg
iPhoneSE1


カバーは底蓋、上部カバー(軍艦部)、前カバーの順番で外すことができます。組立の時は逆の順番ですね。上部カバーは配線が本体と複雑に繋がっていますから、強く引っ張ったり、ねじったりしないでソーッと外してくださいね。
20201206k30b14.jpg
iPhoneSE1


こんな感じとなります。
20201206k30b15.jpg
iPhoneSE1


やっと黒死病の原因となる部品に辿り着くことが出来ました。
20201206k30b18.jpg
iPhoneSE1


マウントの下にあるコイルで巻かれたのがその部品です。これを外して修理しなくてはなりません。
20201206k30b16.jpg
iPhoneSE1


できるかしら?
20201206k30b22.jpg
iPhoneSE1


その前に、下の写真の黄色いマルで囲んだ部分、タンクのようなものがありますよね。これは、内蔵ストロボ用のコンデンサでして高電圧の電気が溜まっています、この周りの回路とか触って通電してしまうと、「パァッーン!」と爆発して感電します。黒死病どころかカメラも人もお亡くなりになると思いますので注意が必要です。
20201206k30b21.jpg
iPhoneSE1


と言うことで今回はここまで、いよいよ次回は「悪の権源」の修理となりますのでお見逃しなく。
(ペンタックスのカメラ使ってる人いないと思いますが...)



あれ?この部品は何?...そう言えば、上部カバーを外したとき何処からかポロッと落ちたような気がする...何処にあった?これって何 (--,)?
20201206k30b20.jpg
iPhoneSE1


おわり。


   
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[ 2020年12月08日 04:01 ] カメラ | TB(0) | CM(4)

みっちんさん

ご丁寧に画像付きで解説していただき有難うございました。
あれからK-30使ってないから再発してたらどうしましょう

早くもK3markⅢ手に入れたのですか、羨ましい限りです。
[ 2021/04/27 09:34 ] [ 編集 ]

K-30 謎のパーツの件

初めまして。

ペンタックスデジ一眼の「黒死病」修理方法を検索してこのブログにたどりつきました。 残った謎のパーツですが底板の電池ふた付近に付いていたものと思います。
下記URLで画像を貼りましたのでご確認ください。 たまたまYoutubeでK-30の分解動画を見てたぶんこの部分ではないかと思いました。赤丸で囲いました。
https://photos.app.goo.gl/vksrpyu6oxXrmC6W8

先日「黒死病」にかかったK-50を某オクで約8,000円にて入手しました。
届いた現物は まるで使った形跡がほとんど見られないほど綺麗でした。
ショット数も2800位と7年も経過したのにとても少なかったです。
最近この「黒死病」に嫌気が差して手放すユーザーが多いようです。
メーカーはリコールをせず 有償でユニット交換修理をしてもまた同じ症状が出てくるという不治の病だったようですが、最近完治する方法がネットで広まってきたので
予備機を中古で買うなら逆に今がチャンスだと思います。
前ユーザーが酷使する前に発病しているので状態の良い個体が多く不具合ありなのでとても安価で手に入れられますね。

[ 2021/04/26 21:49 ] [ 編集 ]

呑兵衛あなさん

こんにちは。
組立ててみたらネジが1、2本余るのはよくある事ですからね
それでもカメラは動くし写真も撮れると思います...多分ですけど。
[ 2020/12/08 14:50 ] [ 編集 ]

尊敬します
私では原型復旧できません
[ 2020/12/08 14:15 ] [ 編集 ]

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