いつも"トンボや花のマクロ写真"ばっかり撮っていますと、何事にも視野が狭く?なりかねませんので、少し大きい物を撮ってみようとトンボ撮りのついでにやって来たのが、四万十市のお隣「宿毛(すくも)市」という所。
今にも雨が落ちてきそうなドンヨリとした空を見上げながら、川沿いの道を一人トボトボと歩いて行きますと、見えてまいりましたコンクリートの大きな壁!
PENTAX K-3+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
ダムです!
ダムがあります。もう少し近づいてみます。
手前にある橋の名前は「みあげはし」と言うそうです。そこまでいって見上げてみましょう。
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うぅ~ん、なかなかの迫力ですな(写真下手ですのでその迫力がイマイチ伝わらない・・・)
PENTAX K-3+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
下流からは以上です。
ダム全体が見渡せる展望台のある場所へ向かいます。
一級河川渡川水系四万十川支流の中筋川流域はもともと台風が非常に多い地域であり、川の傾斜がゆるやかなこともあって、四万十川の背水の影響を受けやすく、何度も洪水被害に見舞われてきました。繰り返される洪水被害の軽減のために、治水対策の早期実現が望まれていました。
このような背景を受けて、国は中筋川流域全体の洪水被害対策と安定利水のため、昭和47年(1972年)より調査を行い、平成10年(1998年)8月に竣工しました。
PENTAX K-3+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
良く分かりませんが参考までに
ダムの諸元を書いておきます。
位 置:高知県宿毛市平田町黒川地先
堤 高:73.1m(高知城の約4倍?イマイチわからない)
堤頂長:217.5m
堤体積:約274,000㎥
集水面積:21.1㎢
総貯水容量:12,600,000㎥
有効貯水容量:12,000,000㎥(東京ドーム約10杯分?)
PENTAX K-3+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
このダム良く見ると、水が流れ落ちるところが階段状になっています。(分かりますか?)
これがこのダムの最大の特長らしいです。これは景観を重視するという考えのもと、単調になる堤体下流面にどう表情をつけるか、同時に機能もあわせ持たせたいという検討の結果で「階段式洪水吐き」と言うそうです。ちなみに階段の高さは一段当たり75cm、幅は53cmあるようです。(平成13年度土木学会デザイン賞優秀賞を受賞)
PENTAX K-3+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF(トリミング)
上流側となります。貯水池の名前は「蛍湖(ほたるこ)」と言います。
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こんなこともやってます。蛍湖の水を循環させ、水質浄化をおこなっているようです。噴水の最大規模は直径50m、高さ50m、打ち上げ型と拡散型の2パターンがあり、赤や青色のライトアップの機能もついています。今日は打ち上げ型ですかね?天気のいい日の夜くればよかった...。
PENTAX K-3+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
上の写真の左端にある建物が「ダム管理庁舎」です。1階には、見学者のための展示室があり、自由に見学できます。ここで「ダムカード」がもらえますよ。
ついでに、この近くに同じく国土交通省が建設中のダムがありますので行ってみます。報告は後日行いたいと思います。(もっと天気のいい日に行けばいいのにねヾ(--;))
↑↑何卒よろしくお願い申し上げます m(_ _)m