しなやかに垂れ下がる枝に薄紫色の小さな花を付けた「小紫(
コムラサキ)」、別名「小式部(コシキブ)」。6月の初め頃から花を咲かせますが、一度に満開とはならず小さなかたまりでポツリポツリと次々と咲きます。
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
小粒の実はまだ緑色ですが、秋になると美しい紫色に熟します。多くの植物好きカメラマンの方々は、この「小さな宝石のような紫の実」をそれはそれはとても素晴らしく撮影されます。
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
小紫(
コムラサキ)という名前は、小ぶりの紫式部(ムラサキシキブ)という意味らしいですが、では何故「紫式部」なのか?
気品のある紫色の実を源氏物語の作者である「紫式部」に例えたという説と、紫色の実が重なるようにたくさん成ることから「ムラサキシキミ(紫重実・紫敷き実)」と呼ばれるようになり、それが「ムラサキシキブ」になったという説があるようです。
花は小さく薄紫色
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
下の画は小紫の変種で「白実の小紫(シロミノ
コムラサキ)」と言います。
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
別名「白玉小式部(
シラタマコシキブ)」。名前のとおり、実が白く熟します、なので花も白です。
PENTAX K-3+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
小紫は紫式部の小型版?なのですが、紫式部よりも実がギッシリと詰まってなることから紫式部より人気が高く、花屋さんで「ムラサキシキブ」と表記されていても実際は「
コムラサキ」だった、ということが多いらしいですよ d( ̄  ̄)
↑↑何卒よろしくお願い申し上げます m(_ _)m
こんにちは。
北海道では見られないのですか?知りませんでした。
秋になり実が熟したころにまたアップしたいと思います。
こんいちは。
コムラサキの花、初めて目にしました。
此方で見られない植物です。
薄紫色した花弁が可愛らしいですね。
またシラタマコシブキの花も面白いですね。
可愛らしい花です。
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