清流四万十川、水の流れ消える
最近まともな日の出を撮っていないから、天気も良さそうだしいつもの海岸に行ってみるかと思って朝起きてみたら、なんと「津波警報・注意報」が出ていた。
気象庁の会見によりますと「今まで私たちはこういう現象を知りません。原因はわかりませんが、潮位の変化による被害の恐れがあったので我々が持っている津波警報の仕組みを使って防災対応を呼びかけています。とにかく、海岸や河口付近に近づくはやめてください!」とのこと...

iPhoneSE2
ということなので、ここなら津波は大丈夫だろうと四万十川河口から約15km上流にある「佐田沈下橋」いうところに来てみました。この橋は四万十川にある沈下橋の中でも最長(291.6m)であり最下流にあるものです。

PENTAX KP+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
ん?なんかいつもと風景が違う・・・。

PENTAX KP+HD PENTAX DA16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
川原に降りてみると「水がない!」白や灰色の乾いた石がゴロゴロと転がっている。どういうこと??

PENTAX KP+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
いつも今頃はこんな感じなんですが・・・、3枚目の写真と見比べてください。

2014年3月5日撮影(PENTAX K-30+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR)
ちなみに、台風なんかで増水した時はこのようになります。水が盛り上がった所がありますが、この水面下に沈下した沈下橋があるはずです。

2018年7月4日撮影(PENTAX KP+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR)
恐ろしい・・・
この日は天気も良かったので沢山の観光客が訪れていました。

PENTAX KP+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
普段降りていけないところにも。

PENTAX KP+HD PENTAX DA16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
橋の真下から。こういう写真は滅多に撮れません。いつも思うのですが、この橋脚の色どう思います?

PENTAX KP+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
国土交通省中村河川国道事務所(四万十市)によりますと、「四万十川流域の雨量は1月の平均雨量の2割程度(14日時点)となっています。川の流れは地表だけではなく、伏流水(ふくりゅうすい)といって川砂の下にも流れています。だから完全に流れが絶えたわけではありません。とはいえ、四国最大級の河川でここまで水位が下がるのは珍しい。」とのこと。

PENTAX KP+smc PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED/IF
何かの前ぶれでない事を願う今日この頃・・・。
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