はやぶさ2、今日リュウグウを出発、2.4億キロ離れた故郷へ

長くなりそうなんで興味のない方は適当に流してください。


JAXA(宇宙航空研究開発機構)は11月12日記者説明会を行い、小惑星探査機「はやぶさ2」は1年5ヶ月に及んだ活動を終え、明日13日10時05分(機上、日本時間)この時刻をもって、小惑星「リュウグウ」を出発し、地球へ帰還すると発表しました。
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JAXA(イラスト池下章裕氏提供)


記者説明会の様子(2019年11月12日)


2014年12月3日、種子島宇宙センターより打ち上げられた「はやぶさ2」は2.4億キロの旅(1302日)をして2018年6月27日にリュウグウに到着しました。高精度な観測と綿密な探査等を行いながら、2019年2月22日と7月11日の2回のタッチダウンを行い、地表面や地下にある砂や石を採取することに成功しました。


H2Aロケット26号機による打ち上げの様子(種子島宇宙センター:2014年12月4日)


第1回タッチダウン(2019年2月22日)



第2回タッチダウン(2019年7月11日)



また、4月5日には世界初となる人工クレーターを作る衝突装置をリュウグウ表面に落下させ、爆破するという快挙を成し遂げました。



第2回タッチダウン直前に高度8mから撮影した地表の画像
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画像クレジット:JAXA,東京大,高知大,立教大,名古屋大,千葉工大,明治大,会津大,産総研


一連の超難関ミッションを難なくやり遂げた「はやぶさ2」は、小型探査ロボットを使いリュウグウ周囲の重力を推定する最後の実験を終え、イオンエンジンの試験など帰還に向けた準備を進めているところです。
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JAXA(イラスト池下章裕氏提供)


地球への帰還は2020年12月となる予定だそうです。
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小惑星探査機「はやぶさ2記者説明会(2019年11月12日版PDF)



國中所長のメッセージ↓
小惑星近傍のすべてのミッションを成し遂げ、いよいよ、「はやぶさ2」探査機は転舵し、復路となります。めざす天体は太陽系第三惑星これからイオンエンジンを点火し、最大推力で全速前進。「なにもかも皆懐かしい地球」に帰ります。



初代「はやぶさ」は小惑星「イトカワ」で採取した砂等の微粒子が入ったカプセルを地球に向け分離したあと大気圏に突入し燃え尽きてしまいました。旅に出した子が幾多の危機を乗り越えて家に帰ってきた。そんな物語性が感動を呼びました。憶えてますか? 


はやぶさ2のお土産がいっぱい詰まったカプセルも初代と同じところ(オーストラリアのウーメラ管理区域)に落ちてくる帰還する予定だそうです。
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画像クレジット:JAXA


ですが、今回はどうも様子が違うようです。「はやぶさ2」の本体は、帰還しません!大気圏突入の直前にカプセルを分離後、再び地球を離れ、また遥か遠い遠いどこかの別の天体の観測に活用することなどを検討しているということです。
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はやぶさ2の帰路のイメージ:毎日新聞 


長い長い旅をしてやっとの思いで故郷に帰還した後、そのまま再出発するなんて、ちょっと可哀そうな気もしますが、なんとまぁ~壮大な計画なんでしょう。
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JAXA(イラスト池下章裕氏提供)


まぁ何はともあれ、2020年末に地球に姿を似せたその勇姿を見届けたいものです。


頑張れ「はやぶさ2」!!


長々と失礼いたしました <(_ _)>


   
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[ 2019年11月13日 03:01 ] 追跡[はやぶさ2] | TB(0) | CM(0)