徳島県徳島市を起点とし、高知県四万十市を終点とする総延長348.9kmの四国最長路線である「国道439号」、今ボクはその国道の四万十市の山間に架かる「橋」に来ています。
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橋の長さは59.8m、四万十川の支流「後川」を1スパンで跨ぎ、橋桁は鉄でできています。下の写真はその橋を下から眺めたところです。橋桁は2本あって箱のような形をしています。分かりますか?
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突然ですが、今からその箱のような形をした橋桁の中に入ってみたいと思います。
その前に、ファンで酸素を送ります。橋桁の中は密閉された空間なんで、酸素欠乏症になったらえらいことになりますからね。
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暫らく時間をおいて、いよいよ中に入ります。
橋桁の中は、こんな感じ。幅3.5m高さ1.9mの真っ暗な空間が59.8m続きます。
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この真っ暗な空間を今から歩いて出口まで行ってみたいと思います。とその前に、酸素濃度の測定をしなければなりません。
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酸素濃度20.9%、通常の空気の状態(自然酸素濃度)です。この値が18%以下ですと、呼吸・脈拍の増加、頭痛、吐き気、めまい等の症状が現れます、10%以下になりますと意識喪失、6%以下になりますと、失神、けいれんをおこし6分であの世に行ってしまいます。
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投光器で足元を照らし、恐る恐る59.8m先の出口を目指します、誰か先に行ってますね。
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何のために入ったの?それはただ、入りたかったからです...。
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以上、高知県四万十市の真っ暗な橋の中からお伝えしました<(_ _)>