レッドソックスと言ってもMLBの「ボストン・レッドソックス」の記事ではありません。レッドソックスファンの方には誠に申し訳ございませんが「
トンボ」のお話になります。
1年前にも書きました、当ブログ2回目の登場となります。
レッドソックス(勝手にそう呼んでいる)というトンボは、山間地の昼なお薄暗い陰湿な木立に覆われたごく浅い流れの岩肌が苔むして水が滴り落ちるような所でひっそりと暮らしています。
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
四国特産種 シコクトゲオトンボ(四国棘尾蜻蛉)の(♂)
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
赤い靴下(レッドソックス)を履いてるように見えるのはボクだけかしら (∵)
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
何故トゲオ(棘尾)と呼ぶの?と疑問に思われる方はこちら↓の記事を読んでください。まぁ、同じような事しか書いてませんがね(写真もほぼ同じ)。
シコクトゲオトンボは「薄暗い陰湿な空間で生活している」と書きましたが、今回撮影した場所はちょっと違っていて、すぐ横に県道が走ってちょうど広場になっています。その広場に車を止めて、エアコンをガンガン効かした車内から撮影できます d( ̄  ̄)。
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
それに目の前は太平洋~。
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
四国上陸の際は、記念に1枚いかがでしょうか v(^^)v
この海岸はボクがよく日の出を撮る四万十市の「名鹿ビーチ」というところです。海岸沿いの道路の脇には小さな谷がいくつもあり、その中の1ヶ所だけに世界中で四国でしか見ることのできないトンボがひっそりと暮らしています。
PENTAX KP+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
これがその、シコクトゲオトンボ(♂)です、漢字ですと「四国棘尾蜻蛉」と書きます。
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
トンボは明るい太陽がお似合いと思えば大間違い、このトンボは、日光が嫌いなようで、昼なお薄暗い湿気の高い所でひっそりと暮らしています。
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
〇ヤマイトトンボ科 トゲオトンボ属 シコクトゲオトンボ(Rhipidolestes hiraoi)
世界中で四国にのみ生息するトンボ。体長40~46mm程度で、(♀)は(♂)に比べやや小型。 名前の由来は(♂)の腹部9番目の節に上に向かって突起(棘)があるからこの名前が付きました。体全体が黒地で胸に黄色い斑があり、成熟した(♂)の顔と肢(あし)は朱色、(♀)は橙黄色をしています。翅を閉じて止まるイトトンボ体形ですが、翅を開いたままで止まり、静かに(♀)訪れを待ちます。四国4県に生息し、山間地の、木立に覆われたごく浅い流れに住み、成虫は5月中旬から9月上旬にかけて見られます。
トゲ(棘)があるのが分かりますか (∵)?ちなみに、(♀)にはありません d( ̄  ̄)
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
赤というか朱というか、おしゃれなストッキングを履いてます (^^)bGood!
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
顔面は誰かに殴られたみたいに唇が赤く腫れあがったように見えるのはボクだけかしら (‥ )ン?
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
皆さんがもし、四国に来るような機会があれば、このトンボだけは見て帰ってくださいね d( ̄  ̄)。
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
このトンボの捜索はさほど難しくありませんが、その生息環境は”マムシ”が好む環境と一致しています。足元はもちろんのこと、トンボを追って崖に手をかけたりする際には十分注意して下さい、四国から出られなくなりますよ v(¯0¯)v
PENTAX KP+smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
同じような写真ばかりで面白くありませんでしたね....おわり <(_ _)>